Come again in Thailand
HDDに保存していたデータを喪失し、少し遠方に暮れた数日後、やっぱりタイに戻ることに。
どうしてもメークローン市場の動画を撮り直したい。
戻る面倒よりも撮り直した方が気持ちの収まりが良さそうとの判断。
3歩進んで2歩下がるスタイル。
本日のFeeling Radio
記事のBGMにどーぞ。
R.Wan -『Long Song Single 』
世界一周を掲げて飛び出してから1ヶ月半。
全然前に進まない旅というのも、それもまた、いとをかし。
そうと決まれば話は早い。
ここシェムリアップからタイのバンコクまでの移動方法を考える。
どうやらタイへの陸路入国は年に2回までしかできないらしい。
<ノービザの陸路タイ入国、1年で2回に限定>
在タイ日本大使館によると、タイ入国管理局は12月31日から、ビザ(査証)なし(ノービザ)でのタイへの陸路入国を1年間で2回に限定する。ノービザでタイへの出入国を繰り返して長期滞在する、いわゆる「ビザラン」の取り締まりの一環。
日本や欧米諸国などの国民は旅行でタイを訪れる場合、原則として、ビザなしで30日間の滞在が認められている。この制度を利用すると、カンボジアなどの陸路国境で出入国を繰り返し、タイに長期滞在することが可能。タイ政府はこうした「ビザラン」が不法就労者に悪用されているとして、2014年から取り締まりを強化している。
とのこと。
1回目なので問題なし。
バンコクから陸路でカンボジア入り
来るときは、バンコクからカンボジア国境のポイペトまでのんびり列車で6時間。
ポイペトで入国審査をしてからシェムリアップまでミニバスで移動して来た。
確認した結果、チャッと戻ってチャッと帰って来るならツアーバスが楽とのこと。
バスが宿にピックアップしに来てくれ、イミグレーションまで行って入国審査。
審査後は同じバスでバンコクのカオサンまで行ってくれる。
しかもこっちの方が1ドルほど安いので、断然こっちの方が良い。
ちなみにカンボジアは米ドルをメイン貨幣としてる。
米ドルでいうセントの単位の場合に自国通貨リエル紙幣を使う。
米1ドル=4000リエルという計算。
だからカンボジアでまだ小銭(コイン)を見ていない。
紙幣都市。
自国通貨が他の国の通貨より信用がないという状況なのだろう。
またお金に関しては、旅をしていると数十円単位で節約し始める。
何かお金を得る手段を持たない旅行者は、ただお金を消費するのみになってしまう。
旅を長く続ける方法は節約をいかにするかにかかって来る。
なので、どうにかお金を稼げないかと考える。
どの長期旅行者も、『旅でのお金の稼ぎ方』が一つ課題としてある。
自分の能力、興味、向き不向き、可能不可能、諸々を自分と相談。
現地で1ヶ月に1万円でも稼げればかなり大きい。
何か僕も考えないと・・・
翌日
宿の人がわざわざ起こしに来てくれた。
7時のピックアップなのに時計は7時半を示している。
おワぁ!
と思いながらドタバタ用意をして宿をチェックアウト。
すでにピックアップバスは出てしまったらしく、トゥクトゥクで追いかける。
朝が弱いんだよなぁと、目ヤニ顔で反省。
なんとか運良くバスに間に合った。
車内は欧米、韓国、台湾の人達でほぼ満席。
乗り込むとすぐ、8時15分には出発。
快晴の中、カンボジアの赤茶けた大地がよく映える。
11時半ごろ国境のイミグレーションに到着。
寝ていたらすぐ。
ここで全員バスを降り出入国審査へと向かう。
得意能力
ここから個人で動くようになる。
ポイントはカンボジア側の出国審査とタイ側の入国審査の2ポイントある。
出入国審査は各自で済ませ、タイ側のどっかで待機しているバスに乗り込むまでが今回のミッション。
もちろん説明はあるのだが、英語があまり良く聞き取れない。
ので、のこのこ周りに付いて行く。
日本で養って来た『なんとなく察する』という能力が生きる場面。
周囲に意識を集中しつつカンボジアを出国。
目印になる人を決め、その人から付かず離れずの距離をキープしながら移動する。
カンボジアの国境付近はカジノがあり、それ目当ての旅行者もいる様子。
結局、入国審査待ちが2時間半。
フロアには入れず、皆汗をかきながら外で待つ場面も。
左にあるモニターがタイ側の入国審査カウンターのライブ映像。
この階段を上ると中は芋を洗うように人がパンパンに詰まっている状態。
写真のヒゲ面の大男が同じバスだったので、この印象深い人を目印にポイントを通過していく。
無事全員がポイントをクリアし、バスが出発したのが14時過ぎ。
やっとバンコクへ向け出発。
あとは寝ていれば勝手に到着してくれる。
寝て起きたら別の土地。
僕にもできた瞬間移動。
熟睡すればするほどワープ感が強くなる。
ブーンと走って来たバスは20時過ぎにカオサンストリートに到着。
数日だけカンボジアに滞在し、バンコクへ戻って来ると
バンコク過ごしやす〜い!
という印象が強くなる。
ついたら迷わず、行き先はもちろんママのゲストハウス。
また数日お世話になりやす。
One Response
Feeling Radio:06 – 立体旅行
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