のんびりラオスの外こもりから恐怖の中国入国編

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ラオスにはビザがなくても15日間滞在できる。コレはベトナムと中国も同じ。なので体調が良くなるまで居座ろうと言う魂胆。予想外にも体調が戻らず実際15日間マルッとラオスで過ごすことになってしまった訳で。。。

 

本日のFeeling Radio

記事のBGMにどーぞ。

 

Kalambya Boys -『Kivelenge』 (The Busy Twist Remix)

久しぶりにyoutubeがUPできるようになりやした!

 

外こもりラオスでの過ごし方

ほぼほぼ丸一日を宿で過ごす日々。ゆっくりしながらブログを書いたり、思考を巡らせてみたり、メシ食って昼寝したり、散歩したりボ〜ッとしたり。金はないけど時間はある。それもまた現時点の自分の資産。時より『オレは何でこんなことしてんだ?』と言うバッドマインドに陥ってみたり、初心を思い出して気持ちが奮起したり。身体のんびり、でも思考は激しい上下運動。思考過多な状態。

 

 

 

ラオス式サウナ&マッサージ

少し体調が回復して来ると身体的なことがしたくなる。精神と身体の良いバランスを取ろうとするっぽい。そう言えばこの街にはサウナがあるってたまたま会った日本人の子が言ってたな。何でも赤十字が運営しているらしい。場所を調べ汗をかきに行ってみることにした。デトックス効果で全快すれば良いなという想いで。

 

 

 

どうやら有名なスポットらしく欧米人も利用していた。サウナは日本と変わらないスタイル。密室に裸の地元ラオスのおっちゃんがいっぱい。どうやらここは薬草サウナ。薬草の香り立ち込める蒸気の中へ入り、全身から大量の汗を流しては表に出て無料のお茶で水分補給。それを3セットくらい繰り返す。身体の中から悪いもんが出て行くような感覚。

 

 

施設内にはラオス式のマッサージも併設していた。どうせなら徹底的にリラックスして行こうと思い立つ。女性に触れてもらう行為自体が心身共にに落ち着き癒される。だって男だから。もちろん赤十字運営なのでNOエロマッサージ。だけどもだけど、それさえ神様は下心と判断したのか、僕を担当したのはス〜ピ〜と鼻息サウンドのでかい小太りのおっちゃん。

 

 

 

ラオスマッサージはタイ古式マッサージと違い、なめらかにソフトタッチ。僕も35歳のおっさん仲間入り世代。おっさんがおっさんの身体をソフトタッチに撫で回す。一言で説明するなら『気持ちが悪い』。どうせなら男らしく痛いくらいのパワープレイの方が気分的にまだマシ。おっさんも体調不良なのか、たまに咳き込み唾が飛来し、鼻息ス〜ピ〜サウンド&ソフトにナデナデが1時間。う〜む。何とも説明しにくい気持ちにさせてくれるじゃないかラオス。

 

 

不思議な托鉢

 

 

ルアンパバーンの街自体はのどかでのんびりした街。自然豊かで滝巡りなどの自然観光スポットもいっぱいある。欧米人も多く訪れており、おしゃれなヨーロピアン風なカフェやレストランも多い。とは言ってもここはラオス。仏教が生きている国。早朝はお坊の托鉢が見られる。と言うか托鉢もまた観光の見所になっていて、ツアー客などは早朝のお布施もまたセットに入っている様子。お布施は食べ物が基本。

 

 

 

そこで不思議な光景を目にする。お坊は各自持参している銀の入れ物にお布施として食べ物を入れてもらう。それを足元に置いてあるゴミ箱に速攻捨てる。このゴミ箱はお坊が捨てる用として等間隔で道に用意されている。お菓子とかはまだ良いが炊いた米や餅米もダイレクトに投げ捨てる。何となくふてくされた顔をしながら。

 

 

 

ゴミ箱じゃないのかもしれないがゴミ箱にしか見えない。お布施した瞬間に捨てられるお布施する側の気持ちって。。。頭の中に『?』がいっぱいになる。ある意味驚愕。たまたま知り合いになった日本人のまこっちゃんと一緒に見たのだが、二人して『?』でいっぱい。その近くで街一番のぶっ飛びオヤジと思しき名物オヤジが踊っていたり。不思議体験。

 

 

 

ラオスのルアンパバーンから中国の昆明へバス移動

そんなこんなで休養と称してのんびり過ごしたラオスでの15日間。とても贅沢な時間。だいぶ体調は良くなったがまだ少し咳が出る。食欲はあるから大丈夫でしょう。この日、寝台バスでラオスから中国へ国境越えをする。早朝6時に宿までトゥクトゥクが迎えに来てくれた。小さな先客も一緒。

 

 

 

 

途中トゥクトゥクを停め降りるドライバー。そしておもむろに一服。誰か他の乗客待ちかな?と思いきや15分経っても何も起こらない。無駄に絵になる風景を見せつけられながら再出発。そして無事バス乗り場まで到着。タイからミャンマーへの国境越えの時はバスを乗り換えたが、ラオス〜中国間は乗り換えなしのダイレクトバス。分かりやすくて有難い。目指すは中国雲南省にある昆明。約26時間のバス移動。漢字だらけのチケットが6500円くらいした。

 

 

 

出発後ラオス国境付近でメシ休憩。ラオスマネーを使える最後の場所。同乗者の中国人の人たちはこぞって麺を食べに店に入って行く。僕はもう100円分のお金しか残ってない。ただ、調子悪い時はご飯食べない方が早く治るらしいと言う噂を嫁から聞いていたので丁度良かったり。でもお腹減って仕方がない。のでミカンを買った。100円分でビタミンCが8個分に。ちょこちょこ食いながら国境へ。

 

 

 

ラオスの国境で出国申請。難なく通過。ラオス国境付近は大型トラックの往来も激しい為に道路がぐちゃぐちゃ。雨の影響もあって歩くのも一苦労。

 

 

 

恐怖の中国

そしていよいよ恐怖の中国入り。中国のイメージはちょっと怖い。日本にいる頃、領土問題や反日教育なんてニュースは日常茶飯事。そして中国共産党の独裁体制。『政治犯』て言葉が未だに現実的で、中国のノーベル平和賞受賞者で民主化運動の象徴的存在だった劉暁波氏の獄中死は記憶に新しいかったりするし。あと中国での無闇な行動はスパイ容疑でしょっ引かれるなんて話も聞くし。はてさてどうなのか中国。。。

 

 

 

 

ラオスと違い中国のイミグレーションの建物は近未来的な外観。写真は撮れなかったが、ここで銃を肩から携えた軍人みたいな係員に入念な入国審査を受ける。バックの中身を出し、細かくチェックされる。他国では受けたことのない厳しさ。何もしてないのに異常にドキドキする。

 

 

どこに行く?何しに行く?等の口頭での質問を無事パスし、ハンコを貰って入国した時には安堵と疲れが仲良く一緒にやって来た。いざ中国編スタート。旅してんなぁって感じ。まず感じたことは、ラオスから徐々にではなく、せ〜のドン!で先進国に入ったと言う感じ。まず道が綺麗。ゴミも無ければ荒れてもいない。20分前までガタガタ道だったのにこうも違う。国境を越えてから、ハイ!ドンッ!で先進国。

 

 

 

目指す昆明市まではあと約15時間くらい。道もスムーズになり快適に寝ることができそう。寝て起きたら昆明に到着している算段。睡眠ワープで参ります。

 

 

 

 

了!

 

 

 

 

 

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  1. […] “のんびりラオスの外こもりから恐怖の中国入国編”の記事と一緒に聞く  […]

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