アタリマエからの脱却

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現在カンボジアのシェムリアップに入っております。ちょうど一ヶ月前に来た時よりも爽やかな風がときおり吹いて、季節が変化しているのを実感しながらBlogやら動画編集やらシコシコと。

 
 
ミャンマーからタイに戻り、そこからカンボジアまでを簡単に。
 
 

本日のFeeling Radio

記事のBGMにどーぞ。

 

王舟 -『Thailand』(Official Music Video)

 

Back to Thailand

ミャンマー最終日。タイに戻るのだが、今回は飛行機で戻ることにした。というのも嫁の休みが取れてタイで合流することに。のでチャチャッとタイに戻ろうと。
 
 
あと飛行機代と陸路で戻るトータル移動費の差額が1000円くらいしか変わらないことが判明。移動時間は片や1時間半、片や丸一日24時間前後。なので20時間以上を1000円で買う経済的判断をしてみた。
 
 
綺麗なミャンマー国際空港からタイのドンムアン空港まで移動。チケットはネットで約4000円で購入。安い早い快適。
 
 
僕はミャンマーからタイへ。嫁は日本からタイへ。2ヶ月ぶりの再会はタイのドンムアン国際空港で待ち合わせ。
 
 
今までも嫁との長距離恋愛や、単身赴任的な遠距離関係は何度かあって、東京〜宮崎間が2年、岡山〜タイ間が1年半。今回もそうなのだが、毎回久しぶりに直接会うと何となくドギマギする。
 
 
 
何でもそうだが、『アタリマエ化』してしまうと有り難味も新鮮味も無くなってしまう。すると『無感謝』になる。するとちっと傲慢で横柄な態度になる可能性がある。そういう人は『アタリマエ』を携えて日々過ごしているのかもしれない。
 
 
思うに「いつも」とか「普通」「毎日」「同じ」「一緒」とかの言葉が絡むコトに『アタリマエ』は潜んでいるのでは無いだろうか。。。人は変化を恐れながらも変化を求める不思議な生き物だと言う。変化は必然で変化しないものはない。科学的に言えばエントロピーの話になり、仏教的には無常であらわす。なので凝り固まった思考や価値観を揉みほぐすのに『旅』は良いツールになるはず。揉みほぐしたい人は。
 
 
嫁とコウちゃんの邂逅。このあと親分肌だからと言うコウちゃんがメシをご馳走してくれた。そう言うところで粋な計らいをしてくれる。さすが親分。
 
 
数日だけだが、僕が今まで行ったとこや会った人に嫁を合わせることができた。そして結構はしゃいだ。詳細は割愛。。。
 
 

Mr.バンコク

ことコウちゃんとカオサンで出会ってから、もうすでに3ヶ月ぐらい。最近は何かあればお互いの宿を行き来して顔を合わせるように。 コウちゃんに付いてはこちら → I am not perfect but I am LIMITED EDITION (前編)  
 
一度コウちゃんにちょっと付き合ってくれと言われ付いて行った。例のごとくこれからセッションしに行くと。マラカス持って。ただ今回はコウちゃんが出入り禁止になったBarでやると。なんでも以前に酔っ払って店と喧嘩したらしく気まずいと。ビールおごるから一緒に来てくれと。カワイらしい理由で誘われたり。
 
 
 
でも、会って話せばコウちゃんの独壇場状態。日本と某血液型人間の批判&否定と下ネタのエンドレストーク。落語家かってくらい同じ話を同じテンションで毎回話せるのはすごいと思う。けど聞いてる方は。。。
 
 
「お前、日本は進歩がないぞぉ〜。俺のチンポの方がよっぽど進歩がある。ってばかぁっ!でもね、前にセックスした時にね。。。」
 
 
「いや、もうその話いいって。おじいちゃんとおばちゃんのセックスの話を聞かされるってどんな拷問なんすか?笑」
 
 
「だぁはは。拷問ってお前ねぇ。久しぶりに日本語話したから止まんなくなっちゃったよ!笑」
 
 

しばしのお別れ

そんなコウちゃんともタイ滞在最終日ということで会いに行く。とりあえずカオサンのどっかにいるんじゃないかな?雨の中探索。
 
 
 
 
いたいた。本日もまた別の店で別のミュージシャンと音楽で遊んでいる。プレイ場所を何個か持っているが、コウちゃんは全然英語ができない。けどマラカス持ってガツガツ声かけて輪に入って行く。『音楽とセックスは国境を超える』と、爆笑しながらカップヌードルのCMみたいなこと言ってた。
 
 
 
「そう言えば、お前に言われたからまた小説書き始めたんだよ」
 
とコウちゃん。書くってことは知ってたので、前々からコウちゃんに小説をまた書くことを勧めていた。僕にイロイロと話してくれる思いの丈を文章にしたらどうかと。その腹に抱えた怒りや生々しい本能を、この現実世界で発露し伝え聞いてもらおうと思うと人を選ぶ。しかも話す熱量が大きすぎて聞いてる方は引くことがある。なので作品として物語の形をとり、主観から客観に、直接的より間接的に変えた方が人に伝わるんじゃないかと。
 
「オレがタイから出たら話す人少なくなるでしょ。書くことによって精神衛生的にも良いと思うよ。腹に貯めるよりは。ま、タイに来りゃすぐ会えるんだから寂しいことはないやね」
 
「おー!いつでも来い」なんて言いながらまたの再会を約束して握手を交わす。色々と学ばせてもらいました。ありがとう!!
 
 
 
そして翌日バスでカンボジアへ。1ヶ月前に一度訪れたシェムリアップに向かう。バスはカオサンのツアー会社で手配してもらった。320バーツなので1100円くらい。
 
 
 
この旅でタイに戻ることは多分ない。何となくここからが旅本番という気分。今のところ面白い出会いや興奮する様なポイントには出会えている。今までの流れも自分なりに気に入ってたりする。ただブログが追っつかない。なんか全部ひっくるめてハフハフして来るっすね。さてさて。
 
 
 
 
 
了!
 
 
 
 

One Response

  1. […] “アタリマエからの脱却”の記事と一緒に聞く  […]

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