世界遺産もあるからってベトナム・フエ最強説???

with 1件のコメント
 
 
『ベトナム・フエ』を漢字で書くと『越南・順化』らしい。
 

本日のFeeling Radio

記事のBGMにどーぞ。

Junnos -『旅の人』 – ON THE SHELF TV TOKYO

 

旅をしているとやりがちなこと

旅をしているといろんな人種、いろんな文化、いろんな価値観に遭遇する。チョット陥りがちなのが『お国』や『宗教』などのでっかい大枠でジャンル分けして決め打ちしてしまうこと。
 
 
 
 
『中国人って。。。』『アメリカ人って。。。』とか、『仏教徒って。。。』『イスラム教の人って。。。』みたいな単純化した大雑把な括りで語ってしまいがちになる。と言うか、なってた。たぶん単純化した方が安易に分かった気になれて、今後の対応がしやすくなるから。僕の場合そんな感じ。
 
 
 
 
でも人間てそんな単純じゃない。もし外国の人に『日本人て〇〇○だよね〜』なんて決め付けられると『いやいや!皆んなが皆んなそうじゃねぇし!』ってなる。ネガティブイメージならなおさら。
 
 
 
 
確かにお国柄や宗教的なことでの『あるある』はもちろんあるんだけど、基本的にはその人と私、個人対個人で考えて行きたい。と、思っております。だって皆んなそれぞれ価値観も、優先順位も、意見も、性格も違うでしょきっと。
 
 
 
と言うことで、あくまで個人的な意見ではありますが、僕はベトナムのフエと言う街が好きではありません。いやもう嫌いと言ってしまいましょう。
 
 
 
この意見を正当化するが為だけに、上記の長ったらしい言い訳からスタートしてると思われるでしょうが、マサにその通りです。もうイイ大人なので、角が立たない様にと言う稚拙な努力です。
 
 
 

 フエが嫌いな3つの理由 

①フエに来た理由は『マジカルチケット』を使って優雅にシコシコとブログやら動画製作で過ごす為。これに関しては、僕の勝手な思い込みと期待により、無駄に損した気分で過ごすハメに。これは前回の記事の通り自業自得。
 
 
 
②フエの街には動画を撮る高台、山、建築物がない。僕の撮りたい撮り方的には、ちょっとした高所がないと作りたいものが作れない。これも調査不足で自業自得。
 
 
 
③商品を既成料金で売ってくれない。ところが多かった。一つ前の街ダラットよりも少し盛った値段設定。観光客が多いので多少観光ズレしている様子。一度あったのは、買ったお目当の商品と中身が違うことがありまして。
 
 
 
書いてみると良くわかるけど、半分以上が自業自得。人の好き嫌いなんてそんなもので決まってしまうと言うイイ例題。
 
 
 

詳しく書いて見ますと

①に関しては改めまして自業自得。フエが悪いんじゃない。それは分かった上でトリックと言うかイリュージョンが起きて、錯覚的に損した気持ちに陥ってしまった。今はその出来事に対してマジカルで楽しかったと思えるが、直前当時は何となく悶々とした気持ちを引きずっちゃていたわけです。
 
 
 
②に至っては、これも調査不足で自業自得。一応フエにはベトナムで最初に世界遺産登録されたグエン王朝時の宮殿やら寺やらあるにはある。でも、それを撮り下ろす為の高台や建物が近くにない。ので私的理由で行かなくてイイやとなってしまった。
 
 
 
それでもフエのシンボル的な王宮には行ってみた。入場料750円ほど。大した金額じゃないんだけど、こちらはすでに旅モード。1日一食にして節約する日もあるわけで。750円あれば3回メシが食えるなぁとか、相当旨いものが食えるなぁとか値踏みしてしまう。基本的にメシに置き換えて値踏みする。
 
 
 
 
そんな気持ちを抱えたまま意を決して入場。フエと言えばココ!って言われてる様な場所だし。せっかく根性を奮い立たせて。
 
 
 
感想は『見応えが全くねぇ。。。』フエ王宮好きな人には申し訳。確かに展示物の説明が英語とベトナム語で分からないってこともあるにはある。それは学がない僕が悪い。それを差っ引いても展示物がすくねぇ。。。当時の雰囲気を感じれる作りになって無い。。。破損部の復元がちょっと粗雑。。。写真がところどころ飾ってある廊下が一番良かった印象。
 
 
 
 
 
 
 
 
ただ、今後行こうとされる方々は、僕の勝手な意見として右から左へ受け流してもらえれば。その他のオススメブログや観光情報で気持ちを高めてやって下さい。如何せん僕の目にはロークオリティーに映ってしまい。。。
 
 
 
 
③に対しては、完全にファックな気持ちなりまして、フエが嫌いになった最大の理由でもあります。僕がたまたま、ことごとくカモる店に入ったのでしょう。無駄に勘ぐり出してた時期なので、ある意味でそっち側への引きが強くなってたのかもしれない。
 
 
 
勘ぐり出したのは、若い娘さんの店員さんが僕にお釣りを出そうとした時のこと。母親らしきベテラン店員さんが娘さんを制してお釣りを出さんでイイと言う合図をして出さなかったことがきっかけ。
 
 
 
『んん?』ってなり、別の店で同じ商品を確認したら半額違った。それを親切に教えてくれた店員さんのいるこっちの店で今度から買おうとなり、利用していたら、ここで買っていた別の商品も盛られていることが判明したこと。
 
 
 
 
言ってもベトナムなので大した金額じゃないんですよ。盛ってる金額も可愛いもんなんです。ただその気概が気に食わなくて。お陰で勘ぐり出したところに、追い打ちをかけて中身が違う粗悪な商品が手元に来ると言う出来事。
 
 
『はい!フエ嫌い!』
 
 
と、一人の東洋人がなったわけです。僕の好きなアーティストの一人であるjunnosは、今回のFeeling Radioでも紹介させてもらった『旅の人』と言う歌の中で『騙されて怒ってばっかいないで、取らなきゃ生きられなかった奴らを思え』と旅人を諭す様に歌っている。旅の前は『そうさなぁ〜』と共感してたのに、実際に起きた瞬間の現場ではそんな達観した言葉さえ『うるせぇ!』と思ってしまっていた。ミニマムな人間性。
 
 
 
 

 勘ぐりとシンクロニシティー

フエ観光で調べたりすると『フエ最強説』なるものも散見するが意味不明。ただ、僕はだいぶ世間からズレているし、その自覚もありますから話し半分でお願いしますね。一般的見解では無いと言うことで。
 
 
 
それにしても考えて見ると面白いもので、良くない思考が増えるにつれ現実世界にもヨロシクない現実が現れる。今回特に体験して思った。バッドマインドが強まるとバッドな出来事を引く確率が高くなると言うスピリチュアリティー満載な出来事が起きたわけで。
 
 
 
思えばフエ到着早々のチェクイン時からこのバッドマインドがスタートしてる。果たしてこのメカニズムは、雪だるま式に巻き起こる気分を害される『現実出来事』が先なのか、不満と勘ぐりの連鎖が繰り広げられる精神的な『気持ち』が先なのか。これがユング心理学的に言う『シンクロニシティー』てやつなのかな?
 
 
 
このことで僕にとっては、フエと言う街自体がとてもマジカルシティー空間になってしまった。
 
 
 
物理的な環境的にも、心理的な気分的にも一旦変化を促す為に早々にフエを離れることにした。本当は1週間ほど滞在予定だったけど予定変更。
 
 
 
だけどもだけど。バッドな気持ちで終わらせたく無いので、フエで良かったことを一つ追記。
 
 
 

フエでオススメのレストラン

ベトナム全体に言えることだけど、まぁメシが旨い!安い!これは本当に助かってる。有難い話し。ちょっとだけ紹介。
 
 
 
 
 
宿の案内では『精進料理』と書いてあったベトナム式ベジタリアンフード店『Lien Hoa』の一品。名前忘れた。旨い!安い!多い!早い!頼んでから1分くらいで出て来る。逆に不安になるくらい早い。これが85円くらい。毎日食ってた。一回もお腹壊さないしで文句なし。
 

 
 
 
 
ご飯の上に空芯菜などの野菜や山菜、キノコと揚げた豆腐。付属の少し酸味のあるタレと、お好みで辛味を足して混ぜて食べる。旨し!不思議と毎回ちょっとずつ乗っかって来る素材は変わるけど、飽きないと言う意味では有りかなと。
 
 
 
 
これに関してはイイ思い出。終わり良ければすべて良し!!!
 
 
 
 
 
了!
 
 

One Response

  1. […] “ト世界遺産もあるからってベトナム・フエ最強説ぅ???”の記事と一緒に聞く  […]

Leave a Reply