バガン滞在4日目。
今日もせっせと野良撮影。苦手な早起きだって頑張れる。日が出るちょい前 午前4時。二度寝をせずに起き上がる。周りはぐっすり睡眠中。ベッドのきしみも大音量と化す時間帯。
本日のFeeling Radio
記事のBGMにどーぞ。
Kacy Hill -『Foreign Fields 』(Official Audio)
しかしドミトリーは気を遣う。睡眠中でも『自分関係ないっすからっ』て感じでガサツに音を立てられる人がたまにいる。これはお国柄もあるかもしれない。僕はどちらかと言うと気を遣っちゃう方。なので忍者スタイルを採用している。
身動きを最小限にして荷物をまとめ、体重移動含め動作音を極力出さない様に心がけ2段ベットを降りる。気持ちは完全に忍びとして誰にも悟られず部屋を出る。部屋を出るまでに誰か起きてしまったら忍者の負け。今のところ全勝中。
今回も脱出成功と思いながら宿を出てバイクにまたがる。夜に雨が降ったのか道が濡れている。まだ涼しさが残る街灯のない異国の道。意外と月って明るいんだなって思う。
すでに日の出ポイントには場所取りをしている人が。本日バガン最終日。良い日の出が見れれば良いのだが。
残念。本日も雲に覆われて綺麗な日の出は拝めなかった。だが、そんなことは別に良い。良くはないが今は置いておこう。問題は今、爆発的にうんこがしたいと言うことだ。宿を出た時点ではんなり存在は感じていた。その時は行けると思っていた。なのにこんなにも存在感をアピールしてくるとは。
『昨日何食べたっけ?』と、意味のない原因追求をしながらお便所を探す。なかなか切羽詰まっているが、こっちはもうイイ大人だ。うんこがしたい的な素振りなど微塵も出さずにこのミッションを完遂させたい。ポーカーフェイスを保ちながら探し回る。
さすが観光地。別の仏塔近くにパブリックなお便所を発見。しかもトイレットペーパーまで付いている。なんて有難いんだと心の底から思う。お便所の使用料を払って使わせてもらう。なんとか世界遺産候補の仏教遺跡を穢さずに済んだ。安堵し顔を上げる。
なんともやんちゃな奴がいるものだ。お国によってはこうやるのかな?いや、洋式トイレを見たことない人用なのか?でも子供の時こうやってうんこした記憶があるな。でも、わざわざこの注意書きを作るってことは、このプレイスタイルが一人や二人じゃなかったということか。。。奥深い。
爽やかな気持ちでお便所を後に。海外のお便所探しは難儀するので心してかかろう。今日の教訓。
なんだかんだで本日でバガンともお別れ。夜行バスでまたヤンゴンと言う大きな街まで戻る。バスは前日にすでに予約しておいた。行きのバスより300円ほど上乗せしたら、ゆったり一人がけシートに映画鑑賞可能なモニターが備え付けになった。快適な移動。
早朝にはヤンゴンに着く予定。ミャンマー旅も残りわずか。今のところミャンマー結構好きです。ヤンゴンまでは約8時間の睡眠ワープ。
了。
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Feeling Radio:16 – 立体旅行