勝手に路上観察学会〜路上の考古学編〜

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ではちょっとだけタイの話
 
 
 
朝起きる。いつもの見慣れた部屋。バンコクのママのゲストハウス。バンコク暮らしが長くなっているのでHome感がある。
 
 
 
これまでの旅のスタイルにしても、ここバンコクのカオサンを起点にカンボジアとミャンマーを陸路で渡り、またタイに戻るというスタイル。
 
 
 
なんだかんだで長くいるこのタイという国。そんなタイの人々に感じる印象は『おおらかさ』。別の言葉だと『ゆるさ』という言葉が当てはまる。ホントにおおらかだなと思う。少なくとも日本よりは。
 
 
 
このタイの『おおらかさ』『ゆるさ』のおかげで見ることができる風景がある。日本ではなかなか見ることのできない、発見しづらい風景や光景。
 
 
 
例えば。。。
 
 

本日のFeeling Radio

記事のBGMにどーぞ。

 
HALFBY -『Rodeo Machine』
 

バンコクの化石

 
 
タイの歩道に多いのだが、上の写真の様になった地面。これはセメントが固まる前に誰かが乗ってしまい足跡がついたまま固まった道路。
 
 
僕はこの、あたかも恐竜の足跡の化石かのように石化した街中の足跡を、そのまま『化石』と呼び勝手に採集している。このバンコク市街中に常設展示されている現代の化石は、今の日本ではなかなか見れないと思う。
 
 
 
 
 
これもなかなか。ソールの凹凸まで わかる人間の足跡の化石。保存状態○。カオサン図書館の近く。
 
 
 
 
 
化石は人ばかりではない。バンコクは色々な動物も住みかとしている。これは多分当時の野良犬の足跡(右)と左のは子犬かネコだろうか。サイズが違う二種類の足跡の化石。比較的綺麗な保存状態の方。ママのゲストハウス近くにて。
 
 
 
 
 
こちらは鳩の足跡の化石。少し野良犬か野良ネコの足跡も混ざっている。どうやら1羽ではなく数羽いた様子。人間だけの住みかではないという証である。
 
 
 
 
 
これはかなり良い化石。大きさから言って犬。写真左奥から入り、ちょうど椅子と椅子が置いてある真ん中あたりまで歩いて行き、V字を描く様に写真右下に出てくるまでの軌跡が良く分かる。野良犬徘徊式生痕化石。
 
 
 
鳥の足跡もそうだが、これらはカオサン通りの一本横のランブトリ通りにある。カオサンが栄え出したのが1980年代。
 
 
 
例えば、その時代にこの通りも道路整備がされ、その時に付いた足跡だとすると、この化石は約35年ほど前にできた化石ということになる。この足跡の犬は完全に召されていると思われる。
 
 
 
 
 
これもなかなかドイヒーな化石。かなりウェットな状態のところに足をぶっこんでいる。セメントが盛り上がって靴に入っちゃうくらい。柔土足入式生痕化石。
 
 
 
タイの人はミスもありという感覚なのかな。まぁいっか的なものなのか。気付いていないのか。でも、足跡がついたからってやり直さないタイの『おおらかさ』や『ゆるさ』の御陰様でこう言った化石の保存、観察、採集が可能な訳です。
 
 
 
 
 
これはサイズ感からして人間の女性。が、一回ズリッと滑ったタイプの化石。ソールに凹凸がないので滑ったのではないか。右足サンダルスライド式生痕化石。
 
 
 
 
 
こちらは犬でしょうね。ズリッてます。見事に右後ろ足がズリッてます。うっすら前足二つが見えるので、ここで一度座った可能性も考えられる訳ですね。
 
 
 
 
 
見た中で一番エグかった化石がこちら。深く踏み抜かれたビジュアルインパクトと存在感。業者側も必要以上にセメントを盛っところに左足が入り込む。なかなか良い化石。
 
 
 
 
 
人間の古現代文字も発見。
 
 
 
 

距離感

 他にもある。例えばバス。
 
 
上の写真はバスを待っている一般市民の皆さんの写真。なんだかここにも『おおらかさ』及び『ゆるさ』の匂いがプンプンする。解説する前にもう見てお分かりかもしれませんが、バス停とバス待ち客との距離感がエグい。
 
 
 
バス停の標識から2本ほど街路樹を挟んで皆バスを待っている。僕から見るとバスじゃなくタクシー待ちかの様に見えたりする。けどバス待ち。一応、このバス停は相当数の路線バスが止まる。確かに各自行く場所・乗るバスが違ってくるので一列に並ぶ必要性はない。にしてもだけど。
 
 
 
僕の場合、ここはバスの停留所ですよという標識から、半径10メートルくらいがバス待ちスペースというか空間?くらいのイメージ。だが、タイの人はバスを待つ空間の使い方僕より広い。線引きの基準が広いのか、我れ先にという思いなのか。。。
 
 
 
 
タイ人のバス待ちのこの距離感が『おおらかさ』及び『ゆるさ』を感じてすごく好き。距離感に関しては人と人の距離は日本より近く感じる。
 
 
 
 

ついでにタイの好きなとこ

 
タイの好きなとこ。人様の都合で無闇に木を切らない感じ。木が塀にめり込んでるのではなく、塀が木を避けて作られている。
 
 
 
生息順でいうと、木が先で家が後なんだと思う。邪魔だからという理由で木を切らず、だからと言って家を建てないでもない。そうなると結果こうなるんだろう。歪に見えるけど自然にも見える不思議な感じ。でもその感性好きだなと思う。
 
 
 
歩道のど真ん中とかに来ちゃう。市区町村で違ったりすると思うが、こういうのは日本にもある。京都の木屋町付近にも家の一角から突き出る様に生えそびえる大きな木があった。日本だとしめ縄だが、タイも同様に巨木に対してカラフルな布を巻き神木化する。街中にある木でもやる。
 
 
 
やはり仏教国でコメ食う文化同士だと似た風習もあるし、全く違うとこもある。今後も引き続き調査を続行していきます。
 
 
 

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  1. 立体旅行
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