メークロン2日目
この日を一応撮影日としていたが、急遽ホアヒンという街まで行くことに。
というのも前日の夜。
ゲストハウスのオーナー Nat の、
「明日行くけど 一緒に行くか?」
と言うありがたいお誘いを貰った。
本日のFeeling Radio
記事のBGMにどーぞ。
Pogo -『Joburg Jam』
英語が聞き取れる範囲だと、
友達がタイの伝統舞踊を習っていると。
明日踊ると。
ここから2時間ほど車で行ったとこだと。
インドの神、ブラフマーが祀られている寺だと。
いうこと。
イイんすか?
って感じで連れて行ってもらうことに。
まぁしかし、この国の人達は、人見知り知らずなんじゃないだろうか。
オレにはできないなぁと思ってしまう。
そんなカッコいいマネ。
いきなり、今日来た外人を誘って車で2時間のところに行くなんて。
タイのそーゆうところ好き。
NatとNat の友達と行くここから2時間くらいのとこ
朝10時にロビー集合で出発。
お守りじゃらじゃらの車に4人乗り込む。
タイの人は仏教とプミポン前国王を熱心に大切に信心している人が多い。
Nat のFacebookのイメージ写真もラーマ9世ことプミポン前国王。
どの街やお店に行ってもプミポン前国王の肖像が大きくディスプレイされている。
とても前国王が愛されていることが伝わる。
次期国王はプミポン前国王の息子。
ちなみに、この王子は世界三大バカ王子と言われているらしい。
んで、着いて見たらホアヒンという街。
なんでも王室の保養地らしくちょっとアッパーな地区。
そんなアッパーな地区からは少し離れ、舗装されていない山道を入る。
海が見える小高い丘の上にそのお寺は建てられている。
建てられているというより、置いてあると言った感じ。
車を降りると、いつも通りという感じで花や線香を買い、丘を登る。
強い日差しと白い空間とブラフマーの印象が強く残る不思議な場所。
皆、慣れた手つきで手順をこなしてお祈りをして行く。
タイの人達は、休みの日を利用し、自分のご贔屓の寺院や神様にお祈りに行く。
僕とあまり年齢も変わらないであろう彼女らも然り。
近代以降、僕ら日本人は『祈る』と言う時間が極めて少ない人種になったと思う。
少なからず僕ら世代は。
ばぁちゃん世代では当たり前にあって、親世代で簡略化され、僕ら世代でほぼ無くなって来たイメージ。
『祈る』と言ったらお盆と正月くらいなものかもしれない。
ここタイや昔の日本にはあるけど、今の日本には無くなりつつある時間。
今まであった時間は何に取って代わり、何に使われる様になっているのだろう。
彼女たちはもちろん仏教徒。
でも個人的にはヒンドゥー教の主神で宇宙の創造神でもあるブラフマーも信仰する。
タイではこの感覚はあまり特殊じゃない様子。
街中にヒンドゥー教の神様がドーンと立っているのを結構見る。
神仏混合とは言わないまでも、日本同様に多様性に対して寛容な国なんだと思う。
タイの伝統舞踊は女性的な動きが多い。
メインで今回踊ったのは男性で、踊っていた彼はどことなく、歌舞伎の女方の役者さんの様に普段からちょっと女性っぽい仕草が出る人だった。
夜も謎の祭りに連れて行ってもらう。
車で約30分。
この辺りの農家さんが多い地区のお寺のお祭りらしい。
やんちゃそうな地元の子達が踊る中、爆音でライブが進行中。
一日中連れ回して貰って2日目終了。
翌日
最終日ということで、是が非でもメークロン市場を撮りたい気持ち。
一階で商売しているお宅の屋上で撮らせてもらおうという魂胆。
どうにか伝えようと絵を描いてビルのご主人に交渉。
撮りたい一心で、JapanTVとちょっと大胆に書いて見る。
『&』という字がいつも書けない。。。
ご主人も商売人。
絵をちらっと見ると、慣れた感じで間断無く撮影料を提示して来る。
日本円で1500円くらい。
高い気もするし、諦めるほど高価でもない。
なんともいいラインを提示して来る。
この為にわざわざ来てるので1500円をペイし撮らせてもらう。
で撮影の数日後、データを喪失し撮り直し。
え?また来たの?って顔をされながら後日、再度お金をペイして撮らしてもらう。
そしてできたのが、
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Feeling Radio:08 – 立体旅行
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