大自然ポイント通過式バイク観光 [ベトナム・サパ]

with 1件のコメント

 

 

周りを山で覆われた高地に位置するベトナムのサパ。ここで見る空の色には『青』が少し濃く混ぜられている様な気がする。それくらい青空が印象的な街。

  
 
 

本日のFeeling Radio

記事のBGMにどーぞ。

グッドラックヘイワ -『Chinese Skater』 @ KAIKOO POPWAVE FESTIVAL’10

 

無邪気っ子

寝起きがてらフラフラしながら昨日行ったベトナム式サンドイッチ屋さんへ。ここはソーセージと卵焼きを入れてくれる。朝飯程度にちょうど良い感じ。具材も値段も場所場所によって違う。今のところハズレなし。のそのそ行って見ると今日は昨日見なかった顔が。
 
 
 
 
 
 
まぁこの子が可愛いこと。僕の首から下げられているカメラに興味を示し『写真撮って!』と無邪気におねだりして来る。屈託のない笑顔ってこう言うやつを言うんすかね。お母さん大好きっ子でべったりだった。こちらも無意識に笑顔が出てしまう。無邪気は人を笑顔にさせるのかも。
 
 
 
 

ただただ気持ちいい!バイクツーリング in サパ

なんか朝からいい気分にさせられたな。こんな気分の日にはバイクでも借りてみっかな!と言うことで、この付近をバイクを借りて回って見ることに。せっかく晴れているのでちょっと遠出してみよう。バイクは400円くらいで丸一日借りられる。ガソリンは空なので別途支払いって感じ。ゆっくり街から外れて行って見る。
 
 
 
 
 
 
 
街らしい建物が途切れ一気に自然豊かな風景が飛び込んで来る。ほぼ一本道をまっすぐバイクで走らせる。時折すれ違い追い抜いて行くバイクや車に気をつけながらゆっくり進む。
 
 
 
 
 
ずっとニンマリしてしまう風景が続く。ただただ気持ちいいってやつっすね。
 
 
 
 
 
 
 
春みたいな気候。バイクで走っているだけで気持ちがいい。そこに大自然と田園風景が続いて行く。途中途中にバイクを停めたくなる風景あちらこちらに広がっている。白と青と緑が混ざり合う。
 
 
 
 
 
 

ポイント通過式レーシング

サパという街近郊をバイクで回って見たけど、このサパバイクツーリングは男の子はきっと好きだと思う。と言うのも、この一本道の公道の中に自然を最大限に利用した『通過ポイント』がたくさん存在する。この自然に出来上がった通過ポイントを無事クリアーして行くアトラクションみたいになっている。
 
 
 
①・まずは発展途上国でお馴染みの『悪路ポイント』
 
 
 
多分20キロ以上のスピードで入って行った場合、身体が上下に乱降昇して吹っ飛ぶそこそこの悪路も。少しケツを浮かせ乗馬の様にクリアーして行く。
 
 
 
 
 
②・工事重機や陥没地を避けて通る『障害物ポイント』。
 
 
 
体を左右に揺らし避けて行く。工事ポイントは土がふかふかなのでハンドルが取られコケそうになるズッコケポイント。あまり調子をコクと崖下ダイブ。サライとなるので気を付けよう。
 
 
 
③・そして、自然に湧き出た水が滝となり道路に溢れ出た『水路ポイント』
 
 
 
 
なかなか楽しいポイント。対向車とのすれ違いざまに泥水をぶっ掛けられることもあるので注意。
 
 
 
上の写真の坂下部分。水が勢いよく流れ降りる坂の途中を野良犬がのそのそ渡り歩いていた。慎重さは全く感じずヒョイヒョイっと言う感じで。『野生』でも『シティー』でもなく『野良』と言う状態が気になる近頃。思わずシャッターを切ってしまう。
 
 
 
 
目が奪われるほど美しい自然や景色がいたるところに広がるが、意識をそちらに集中しすぎるととんでもないことになり得る。交通状況に関しては、現地の人は慣れているので、グイグイ攻めてバイクで走り抜けて行く。若干レースの様相を呈す時もあるがそれに乗っかると痛い目に合いそうなポイントが山ほどあるので注意。
 
 
 
 
 

赤ザオ族のばぁちゃん

大満足でバイクを返し、街に戻る。夕方となり辺りも暗くなっている。バイク屋から宿に戻るまでの道中で一人の赤ザオ族のばぁちゃんが一人ポツンと座っていた。赤ザオ族の女性は赤い座布団の様な頭巾を被っている。伝統的に結婚すると眉毛と髪を剃り落とす風習らしく、見た目が独特。人相悪い人はピッコロ大魔王みたいな顔してる。
 
 
 
このばぁちゃんが可愛らしくて写真を撮らせてもらった。お礼程度のお金を払って。もうちょっと近くに寄って撮らせてもらおうと近寄りカメラを構えると、恥ずかしいからやめろと言う。『ケタケタケタッ』と肩を震わせて笑いながら。
 
 
 
 
きっと小さい時からずっとこの街と暮らして来たのだろう。英語は全く喋れないので現地語。そんなの御構い無しに笑顔で明るく話しかけて来る。失礼かもしれないが、なんか人柄が出ていてとても良い顔したばぁちゃんだった。
 
 
 
 
 
なんとなく良い1日。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

関連記事

  • 『麻』と『ヘンプ』と『マリファナ』と少数民族の生きる糧 [ベトナム・サパ]『麻』と『ヘンプ』と『マリファナ』と少数民族の生きる糧 [ベトナム・サパ]     ベトナム・サパという街の朝はこの時期涼しい。朝7時半。なんとなしに目が覚め、タバコを吸おうと宿の2階部分にある共有バルコにーへ出る。軽い身震い。長袖着ないと寒いかもしれない。目線を上げると眼前に山が広がり、くっきりと、だけどゆっくりと流れる分厚い雲に目が奪われる。自然が近い。     本日のFeeling […]
  • 世界遺産バイク巡り[ベトナム・ニンビン]世界遺産バイク巡り[ベトナム・ニンビン]   ここからニンビンの本領発揮。ニンビンにはユネスコ世界遺産に指定されている複合自然景観がある見どころの多い土地。ブリンブリンに晴れたのでバイクをレンタルして回ることに。   本日のFeeling Radio 記事のBGMにどーぞ。 Quantic -『Make Dub Not […]
  • バガン観光   本日はほぼ観光的な動きの1日。なのでざっくり。     ここバガンは、約1000年ほど前に建立された寺仏塔がおよそ3000を超え、世界三大仏教遺跡の一つに数えられる。     なのでこんな風景がゴロゴロ。       6月のバガンは雨季に入りたてらしく、あいにくの天気。今日は朝日も雲隠れしていた。基本情報として観光のベストシーズンは10月から […]
  • 人生最大にして最強の敵   バックパッカーの世界には『沈没』という言葉がある。『旅を生きる人びと―バックパッカーの人類学』の著書で人類学者ある大野 […]
  • 勝手に路上観察学会〜路上の考古学編〜       ではちょっとだけタイの話       朝起きる。いつもの見慣れた部屋。バンコクのママのゲストハウス。バンコク暮らしが長くなっているのでHome感がある。       これまでの旅のスタイルにしても、ここバンコクのカオサンを起点にカンボジアとミャンマーを陸路で渡り、またタイに戻るというスタイル。       なんだかんだで長くいるこ […]
  • 昆明の現実リアル脱出ゲーム[中国雲南省]昆明の現実リアル脱出ゲーム[中国雲南省]     夜通し走り抜いたバスが中国雲南省にある昆明に到着したのは朝の9時頃。大きなバスターミナルで停車し、運転手が馬鹿でかい声で到着を告げる。乗客全員がのそのそとここで降りる。ラオスより北に来た分だけ涼しさが出て来た。とうとう来たか中国って感じで一人感慨深く辺りを見渡す。昆明凄く綺麗じゃないか。     本日の […]
  • 2018.3.31【お寺 × { 旅+音楽+水墨画 } 】決定2018.3.31【お寺 × { 旅+音楽+水墨画 } 】決定   お寺さんで旅の写真や動画を使ったトークライブ え〜、この度( 3月31日 […]

One Response

  1. […] “大自然ポイント通過式バイク観光 [ベトナム・サパ]”の記事と一緒に聞く  […]

Leave a Reply